漫画にぴったりのアンチック体(アンチゴチ体)フォント一覧

漫画にぴったりのアンチック体(アンチゴチ体)フォント一覧

漫画やコミック制作において、セリフの文字選びは作品の印象を大きく左右します。特に「アンチック体(アンチゴチ体)」は、漫画のセリフに最も適したフォントとして広く使用されています。

本記事では、商用利用可能なものから無料フォントまで、漫画制作に最適なアンチック体フォントを厳選してご紹介します。

アンチック体(アンチゴチ体)とは?

アンチック体は、ひらがな・カタカナを明朝体、漢字をゴシック体で組み合わせた書体です。この組み合わせにより、以下のメリットがあります:

  • 縦組み・横組みどちらでも読みやすい
  • 文字の太さが均一に見える
  • 漫画の世界観に自然に溶け込む
  • プロの漫画作品でも標準的に使用される

おすすめアンチック体フォント一覧

1. しっぽりアンチック

画像出展:FONTDASU.COM

特徴:

  • 個人・商用利用問わず無料
  • ゲームやアプリへの組み込み可能
  • Webフォントとしても利用可能
  • 派生フォント作成も許可

詳細情報:

  • 料金: 無料
  • 商用利用: 可能
  • デジタル対応: 完全対応(Webフォント対応)
  • 適用例: ゲーム、アプリ、Web漫画、同人誌
  • ダウンロード先: FONTDASU.COM
  • Google Fonts: 未対応
  • Adobe Fonts: 未対応

2. 貂明朝アンチック(Adobe Fonts)

画像出展:Adobe Fonts

特徴:

  • アドビオリジナルのアンチック体
  • 漫画のセリフに特化して設計
  • 文字の表現力が高い
  • プロ仕様の高品質フォント

詳細情報:

  • 料金: Adobe Creative Cloud契約者は無料
  • 商用利用: 可能(Adobe CC契約内)
  • デジタル対応: 完全対応
  • 適用例: 商業漫画、プロ制作物、高品質同人誌
  • ダウンロード先: Adobe Fonts
  • Google Fonts: 未対応
  • Adobe Fonts: 対応

3. 源暎アンチック

画像出展:御琥祢屋

特徴:

  • 漫画セリフ専用に開発されたフリーフォント
  • ひらがな・カタカナを漢字と同じ太さに調整
  • 漫画用記号も含まれている
  • 縦組み・横組み両対応

詳細情報:

  • 料金: 無料
  • 商用利用: 可能
  • デジタル対応: 完全対応
  • 適用例: 同人誌、商業漫画、Webマンガ
  • ダウンロード先: 御琥祢屋
  • Google Fonts: 未対応
  • Adobe Fonts: 未対応

4. 新コミック体

画像出展:いいフォント

特徴:

  • 軟やかな仮名文字とゴシック体漢字の親和性が高い
  • 懐は小さめで上品な曲線
  • ウェイト統一感に優れている
  • 漫画の標準的なセリフに最適

詳細情報:

  • 料金: 無料
  • 商用利用: 可能
  • デジタル対応: 完全対応
  • 適用例: コミック、同人誌、縦書きテキスト
  • ダウンロード先: フォント910
  • Google Fonts: 未対応
  • Adobe Fonts: 未対応

フォント選びのポイント

用途別選び方

同人誌制作の場合:

  • 源暎アンチック:総合バランス重視
  • 新コミック体:上品な仕上がり重視

商業利用の場合:

  • 貂明朝アンチック:プロ仕様の高品質
  • 源暎アンチック:コストを抑えたい場合

Web漫画の場合:

  • しっぽりアンチック:Webフォント対応
  • 源暎アンチック:汎用性の高さ

注意点

  1. ライセンス確認は必須:使用前に配布サイトでライセンス内容を必ず確認
  2. 文字化け対策:使用する文字が全て収録されているか事前チェック
  3. 印刷品質:同人誌印刷の場合、印刷所の対応フォントを確認

まとめ

アンチック体フォントは漫画制作において欠かせない要素です。作品の雰囲気や用途に応じて最適なフォントを選ぶことで、より魅力的な漫画作品を制作できます。

無料で高品質な「源暎アンチック」や「新コミック体」から始めて、必要に応じてAdobe Fontsの「貂明朝アンチック」などプロ仕様のフォントも検討してみてください。

売れるデザイン【実績多数】Nextageへのお問い合わせはこちら

CTA-IMAGE 実際に売上を上げているデザイン、お見せします。
企業の集客アップから芸能・音楽・アニメ業界での知名度向上まで、結果にこだわったWeb制作・デザイン制作を提供。「きれい」だけでなく「売れる」デザインを体験してください。

デザインカテゴリの最新記事